外壁が汚れてくると、
綺麗にしたいというお客様も多いかと思います。
ご自身で洗浄する方も多いですが、
正しい方法を知った上で行わないと、
外壁素材を傷つけてしまう原因にも
なりますので注意が必要です。
浜松市　外壁塗装の匠ペイントプロでは、
外壁塗装や屋根塗装の施工時に、
一番最初に行う工程が高圧水洗い洗浄になります。
外壁の汚れを綺麗に落として次の施工に進んでいきます。
洗浄がしっかりされている状態で、
下地調整や下塗り塗装・中塗り塗装・上塗り塗装を
行うと塗料の性能も良い状態で発揮することができ、
施工後の持ちも全然違います。
高圧水洗い洗浄の注意点や、
ご自身で行う場合のリスクやデメリットなども
しっかりお伝えしたいと思います。

ご自身で高圧水洗い洗浄を行う場合、
家庭向けの高圧水洗い洗浄機でも水圧のは強力なので
外壁材を傷めることがあります。
中には破損してしまう可能性もあるので、
日頃の外壁のお掃除の場合、
外壁素材を傷つけない柔らかいブラシやスポンジで
軽く落とす位が良いと思います。
あまりゴシゴシこするとそれも傷つけてしまう原因になるので、
注意してください。
高圧水洗い洗浄機で頻繫に洗浄をしていると、
外壁自体も破損してしまうことがあります。

高圧水洗い洗浄を行う時には強力な水圧で
汚れを落としていきます。
そうすると塗膜が傷ついてしまう、
逆に汚れやすい原因になる可能性が高くなります。
塗膜が傷んでくると、汚れが壁に吸着したり、
黒ずみなど汚れが発生しやすくなります。
苔や藻などカビの発生もしやすいです。
高圧水洗い洗浄は塗膜も傷つけやすいので、
ご自身で行う場合は気を付けてください。

高圧水洗い洗浄で起こりやすい
トラブルについて紹介させて頂きます。
外壁塗装　浜松の匠ペイントプロでは、
塗装時に高圧水洗い洗浄機で汚れをしっかり落としてから、
下地調整、下塗り塗装と進んでいきます。
お客様の中には外壁やベランダ部分を頻繫に
高圧水洗い洗浄を行う方もいますが、
それはあまりオススメできないです。
外壁の素材や高圧水洗い洗浄の設定などにより、
全く洗浄をしない方がよいとは言い切れないですが、
トラブルが起こりやすいので
知った上で洗浄をするようにして欲しいと思います。
お客様で洗浄する時によく起こりやすいトラブル３つです

1.外壁材の剝がれ
高圧水洗い洗浄機の水圧で外壁素材を傷めることがあります。
傷つけてしまった状態でそのまま放置した状態で月日が流れていくと、
洗浄で落とされた外壁材は塗膜が薄くなっていたり、
ほとんど塗膜がない状態のため
外壁が保護されていないことになります。
よって、雨や強い紫外線など自然環境の影響を受けていくと、
外壁素材に剝がれてしまうことがあります。

2.シーリング材が破損してしまう
シーリングの部分は
水圧でかなりダメージを受けやすいです。
シーリングが劣化していくと、外壁素材にも影響が出てしまいます。
シーリング材が破損していると、劣化も進んでいきます。

3.通気口や隙間から水が入り込んでしまう
高圧水洗い洗浄で建物の隙間などに水が入り込んでしまうことで、
通気口など水分が侵入するということもあります。、
水が入り込んでしまうと、
中の木部など腐食が起こり、最悪の場合は、
白アリなど害虫被害にもなりかねません。
高圧水洗い洗浄をすることで、
逆に外壁状態が悪化する原因にもなるので、
見えにくい部分の屋根や天井などは十分に注意してください。

お客様ご自身で高圧水洗い洗浄をしたいという場合は、
下記の点に注意してくだい。
1.水圧
水圧が強すぎると、外壁素材を傷めてしまいますので、
弱い水圧で流す位にすると良いです。
専門のプロが塗装をする場合は別ですが、
お客様で行う場合は、軽く流す位にしましょう。

2.飛散防止をする
高圧水洗い洗浄は水圧が強いので、
周囲に水が飛んでしまう可能性が高いです。
メッシュシートなど飛散防止をしておくことと、
作業前に一言掛けておくことでトラブルなども回避できるかと思います。
高圧水洗い洗浄は水の勢いが強いので、
人がいないかの確認もしておきましょう。

3.高所作業は避けるようにする
高所はなるべく避けてほしいと思います。
ご自身で手が届く範囲であれば洗浄することができるかと思いますが、
高所では難しくなります。
汚れが上手く取れなかったり、作業中に落ちてしまうリスクもあります、
難しい部分はせずに、専門のプロにお任せすることが大事です。
外壁塗装時には足場設置を行うので、
作業面も安全にできますし、
汚れも綺麗に落とすことができます。