こんにちは
浜松市　外壁塗装匠ペイントプロのスタッフです。
お客様からのご相談でも多いのが、
「クリヤー塗装」
今回のテーマはクリヤー塗装について
特徴やメリット・デメリットについてなど
徹底的に解説したいと思います。
クリヤー塗装は、文字通り透明の塗料材のことです。
色付け塗装とは違い、色が含まれていない無色透明のクリヤータイプの
塗料となります。
無色透明ですが、艶有りタイプや艶なしタイプなど、
外壁を色付けせず現状の状態を維持したいというお客様に
お勧めの塗料材となります。
外壁を保護するコーティングとして特化した塗料材となります。

下記の３つの条件であればクリヤー塗装が可能となります。

1.新築から築年数10年未満
クリヤー塗装をご検討のお客様は、
塗替えの目安として、7年～8年位で
塗装することをお勧めします。
外壁が良い状態で塗装することで、
美観性の高い外壁ととなります。

2.外壁素材(表面)傷や劣化など汚れが少ない
クリヤー塗装は透明の塗料になりますので、
外壁に目立つような傷や汚れがあると、
美観が損なわれてしまいます。
クリヤー塗装の基本は、劣化のない外壁にとても適していますので、外壁に不具合などが発生する前に
早めに塗装をすることが大事です。

3.ダブルトーン工法などデザイン性の高い工法の仕上げ塗装
デザイン性の高い工法の仕上げとしてクリヤー塗装を行う場合があります。
外壁の保護力も高まります。

※クリヤー塗装が可能かどうかは必ず専門のプロに
現状の状態を見てもらい判断してもらいましょう。

クリヤー塗装は現状の外壁素材の風合いやデザインを維持することができます。
色付け塗装の場合は、上から色を重ねていくので、
サイディングの新築時の状態から色が入った状態になりますが、
クリヤー塗装は透明の塗料なので、
タイル調やレンガ、石目などのデザイン性の高いサイディングに
おすすめの塗装となります。
次はクリヤー塗装のメリット・デメリットについて紹介させて頂きます。

クリヤー塗装は、外壁に光沢感を持たせることができます。
光沢感も艶のタイプがいくつかありますので、
お客様のお好みに合わせて対応が可能です。
艶が出ることで、お家も新築時のように美観が保つことだできます。

通常の一般的な外壁塗装では、
シーリング施工後に塗装を行います。
ですので、シーリング材も外壁と同色になります。
クリヤー塗装の場合は、一般的にシーリングは後打ちシーリングを行い、
上から塗装をしないので、
シーリングもデザインとして活かすことができます。

クリヤー塗装はサイディングのデザイン性を生かすことができます。
外壁の防水性の機能も向上できます。
クリヤー塗装でも様々な種類がありますので、
汚れに強いものや、太陽光などの紫外線を吸収する効果が高いものなど様々です。
クリヤー塗装の中には、耐久性に期待できる塗料もあるので、
今後のメンテナンスなどを考えたいお客様にオススメです。
こだわりのあるお客様は、
クリヤー塗装は現状の素材を保つことができるので
一番のメリットかと思います。
外壁素材にこだわりを持たれているお客様は、
クリヤー塗装のタイミングを逃さないよようにお気を付けください。

チョーキング現象は塗料の劣化が進み、
塗料材がチョークを手で触った時のように、粉のような状態が
外壁表面に現れる現象です。
手で触るとチョークの粉が付いたようになります。
クリヤー塗装の場合、顔料が含まれていないので、
劣化が進んでもチョーキング現象は発生しないです。

チョーキング現象が発生しているサイディング・ALC・モルタル壁には
オススメすることはできません。
チョーキング現象が発生しているということは、
土台の下地の状態が悪い場合が多く、
外壁のひび割れやチョーキング現象など粉が付くような
状態の場合はクリヤー塗装は難しいので、
その場合は、通常の色付け塗装をお勧めしております。

メリットではシーリング施工が後打ちとお話ししましたが、
シーリングが後打ちになりますので、
シーリングの部分は露出する形になります。
クリヤー塗装とシーリングは密着の相性が悪いので、
必ず後打ちシーリングになります。
シーリングが露出した形が嫌なお客様は、
色付け塗装などもご検討された方が良いと思います。

クリヤー塗装は、塗装後から塗膜が完全に落ちるまで2回目の塗装はできません。
その理由として、クリヤー塗装の塗膜のコーティングが効果が強いので、
塗料が密着しないからです。
クリヤー塗装で再度塗装したい場合は、、既存のクリヤー塗装を
剥がした後に塗装します。

フッ素系の塗料や光触媒なども同様に特殊なコーティングがされている
外壁素材の場合にも同じ理由で塗装ができません。

外壁素材を生かし美観を保ちなががら維持していきたいというお客様は、
メリット・デメリットについてしっかり理解した上で
クリヤー塗装をするかの判断をして頂けたらと思います。

クリヤー塗装はデザイン性を維持したいお客様に
お勧めの塗装工法です。
外壁のデザイン性を生かしていきたいのであれば、
クリヤー塗装は意匠性の高い外壁素材に
とても適した工法です。
こだわりのデザインを長く維持したいという場合は、
クリヤー塗装はお勧めの塗装になりますので、
メリット・デメリットを知った上で、
塗装をしてから後悔することがないよう
下記のポイントに注意してくだい。
「クリヤー塗装がお勧めのお客様」
・新築時から７年～8年
・外壁素材を生かしたい！耐久性をアップしたい
「クリヤー塗装がお勧めできない場合」
【クリヤー塗料がオススメなお家】
・外壁の劣化が進んでいる（ひび割れやチョーキング現象など）
・光触媒やフッ素塗料などの特殊な塗料をしているお家

自分のお家はクリヤー塗装できるの？
とこの状態だとどっちなんだろう…？と
判断が難しいと思います。
匠ペイントプロではクリヤー塗装の実績施工はもちろんのこと、
専門のプロがお家を現状診断しますので、
クリヤー塗装をご検討のお客様は匠ペイントプロまでご相談ください。

クリヤー塗装の実績施工ページもご参考にしてください。

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